古関東深海盆へのご招待
多摩川
荒川
利根川
東京湾
江戸川
手賀沼
太平洋
印旛沼
(西浦)
霞ヶ浦
(北浦)
2024.5.10 日本ジオパークネットワーク(JGN)2023年全国大会および
ポストジオツアーのご報告
2023.10.25 「チバニアン」GSSP提案申請書に用いた論文に関する研究不正の疑いについて
2022.5.22 「チバニアン」千葉セクションにおける本協議会の関わりと借地権について
(2023.4.4 記事を追記しました)
2023.8.11 日本ジオパークネットワーク(JGN)2023年全国大会ポストジオツアーのご案内
古関東深海盆とは?
私の姓は古関東(こかんとう)、名は深海盆(しんかいぼん)と申します。古い時代に生まれたので古関東深海盆と呼ばれています。または、水文学的には関東地下水盆とも呼ばれています。
この図の範囲は、関東平野が深い海の時代に堆積した地層の分布です。関東平野が平らで広大な台地、海に面する低地、なだらかな丘陵からなるのも、海盆が陸化したからです。つまり、関東平野は、深い海の時代、浅い海の時代、内湾の時代を経て、今の平らで広大な台地を持つ現在の関東平野になったのです。このような深海盆から誕生した平野は、世界でも珍しいのです。古代から今日まで、深海盆の上の大地に、多くの人々が生活し、そこから多くの恵を受けてきました。また、災いにもあってきました。
ところが、200万年、100万年と長い間、静かに寝ていた私を、突然国際ジオパークとやらに認証させ、再度地質学的な学術・環境・観光公園として再雇用しようとのことであります。
※画像をクリックすると拡大した図が表示されます